問題
- ESET テクニカル サポート代理店から、ESET Secure Authentication (ESA) のログを要求された。
解決方法
手動でログを収集する
ESET Secure Authentication (ESA) をインストールまたはアップデートすると、「%ProgramData%ESET Secure Authentication」にログが作成されます。ESAの使用中に問題が発生した場合は、詳細なログを生成すると便利です。
- ProgramData%ESET Secure Authenticationlogs」フォルダに 、loglevel.txt ファイルを作成します。
- ファイルを編集し、trace と入力して変更を保存します。
- Windows タスクマネージャを開き、「サービス」をクリックします。
- ESACoreを見つけて右クリックし、[再起動]を選択します。
- トラブルシューティング対象のESAサービスを見つけて右クリックし、[再起動]を選択します。
- インターネット インフォメーション サービス（IIS）の下で実行されているESAコンポーネントのトラブルシューティングを行う場合は、代わりにIISサービスを再起動します。
- ESAのAD FSコンポーネントのトラブルシューティングを行う場合は、代わりにActive Directory Federation Servicesサービスを再起動します。
- 発生した問題を再現します。
- loglevel.txtファイルを削除し、実行中のESAサービスを再起動します。
ESET テクニカルサポートからログの提供を求められた場合は、ESET Log Collector を使用して必要な情報を収集します。
ESA サービス
Windows タスクマネージャの「サービス」タブには、利用可能な ESA サービスが以下のように表示されます：
| サービス名 | サービス名 | 用途 |
| ESACore | ESET Secure Authentication Core サービス | ユーザー認証要求を処理し、ESET Secure Authentication の設定を管理します。 |
| ESANtlmProxy | ESET Secure Authentication NTLM プロキシサービス | MS-CHAPv2 を使用した RADIUS 認証のユーザーパスワードをチェックします。 |
| EsaCpProxy | ESET Secure Authentication クレデンシャルプロバイダプロキシサービス | RDP および Windows ログイン用の ESET Secure Authentication 機能を提供します。 |
| ESARadius | ESET Secure Authentication RADIUS サービス | ESET Secure Authentication による二要素認証をサポートする RADIUS サーバ |
| elasticsearch-service-x64 | Elasticsearch 7.4.0 (elasticsearch-service-x64) | Elasticsearch 7.4.0 Windows サービス -https://elastic.co |
IISで動作するESAコンポーネント
ESA Identity Provider Connector またはESA components for Web Applicationsは IIS で実行されます。これらを再起動するには、IIS サービスを再起動します。
ESET Secure Authentication（ESA）モバイルアプリケーションからログを送信する
- ESA モバイルアプリケーションを開き、[Menu]→[About] をタップします。
- About画面のテキストを 5 回タップし、ログ収集を初期化します。この間、アクションボタンは表示されますが、使用できません。
- ログ収集が完了すると、アクション・ボタンが使用可能になります。デフォルトのメール・アプリケーションを使ってサポート・チームに情報を送信するには、「Share（共有）」をタップします。 カスタム・メール・アプリケーションに情報を貼り付けるには、「Copy（コピー）」をタップします。
